低い声
短い髪
整った顔立ち
耳に光るピアス
そのどれもが心を狂わせる
madness
「三村っ!!!?」
突然キスされた。
「かっわい〜vv」
頬を赤く染める俺をからかう。
「何してんだよ…」
「何って、キス」
「そうじゃなくて…学校でするなよ…」
「家ならいいんだ?」
また顔が熱くなる。
すごく赤くなってるんだろうな…。
「秋也」
突然名前を呼ばれ、どきっとする。
「俺とキスするのは嫌じゃないんだ?」
「煩い」
この男は…。
言わなくてもわかるだろ?
「沈黙は肯定とみなすぞ?」
「三村の馬鹿。大嫌いだ」
「素直じゃないなぁ、お姫様は」
「誰が姫だよ…」
「七原君vv」
ホントにこの男は…。
どうしてこうも恥ずかしい台詞をやすやすと…。
「俺は嫌じゃないんだけど、七原は嫌なんだ?」
「〜!!!!っ煩い」
「七原君?」
「もう、馬鹿三村。言わなくてもわかれよ、それくらい」
「おれ馬鹿だからわかんなーい」
しまった…。
馬鹿とか言うんじゃなかった…;
「さ、馬鹿な俺に教えてくれよ」
「…嫌じゃない」
消入りそうな声で。
恥ずかしくて俯いて。
目なんて合わせられなくて。
「ならいいじゃん♪」
「ちょ、三村ぁ!!!!??何して…」
「やろうぜ」
「ここ学校…」
「誰もこねぇよ」
「ヤダ…」
「声我慢してる秋也可愛いしvv」
「馬鹿。最低。絶対しないからな」
「だめ」
「ちょ、三村!!やめっ…」
シャツの下から直に熱を感じる。
「三村!!!」
唇を塞がれた。
息をすることもままならないようなキスをされる。
互いに舌を絡ませて。
時折漏れる音が耳を犯した。
「んっ…」
声が漏れそうになるのを必死に我慢した。
「声、我慢しろよ?」
カチャカチャと金属音が見慣れた部屋に響く。
「ちょ…三村っ・・・やぁ…ん」
ズボンと一緒に下着まで脱がされる。
「あーあ。やらしいんだ、七原君」
こんなにしちゃって、と。
口の端を少しだけ吊り上げて笑う。
「お前のせいだろ、馬鹿」
顔を真っ赤にして反論した。
「っふ…っん…ぁ」
口を付く声を必死に抑える。
何時もは痛いくらいに焦らすのにこういうときだけいいところを付いてくる。
最悪…。
「声聞けるのは嬉しいんだけど…」
ここ教室だし?とニヒルな笑みを浮かべて。
「誰かにばれるよ?」
そんなこといわれても塞き止めることなんて出来ない。
「三村っ…やっ…」
三村の手の中に放った。
三村はそれを掬い取り、指を奥へと進めてくる。
「んっ…」
何度しても慣れなくて。
時間をかけてゆっくりと解されていく。
理性も何も飛んでしまって、声を抑えることすら出来ない。
「やっ…みむらっ…」
狂ったように名前ばかり呼んで。
「信史って呼んでよ、秋也」
「しん…じっ…っはぁ…や…」
次第に中も濡れてきて、粘着質な音が耳に付く。
「いれるぞ?」
耳元で甘く囁かれる声。
指が抜かれ、三村自身を挿入される。
ゆっくりと中を征服していくそれ。
直に感じる温もりがひどく心地よい。
「んっ…っ痛…」
「大丈夫か?」
「ん…だいじょ、ぶ」
こういうとき、三村はひどく優しい。
「動くぞ?」
「うん…っぁ…ん…」
ならされた体は素直にその刺激に応じる。
痛いくらいに快楽を追い求めて。
「や…っン…ぁ…」
「七原くーん?」
「…」
「七原ー?」
やってるときはもう理性なんてものはなかったからよかったけど。
ここは教室だ。
普段自分達の使っている。
今更だけど羞恥心が込み上げてきて。
「秋也」
「…っ!!!??」
いきなり甘い声で名前を呼ばれる。
「ごめん、悪かったよ」
「素直に謝られると気持ち悪いんですけど?」
「これでも悪いと思ってるんだぜ?」
「それなら初めからすんなよ」
「いいじゃん、七原も楽しんでたみたいだし?」
「五月蝿い、馬鹿」
そしてまた1つキスを交わす
戻る