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※注意※

この話は、『きみはペット』のパロディーです。
(って言っても、拾って一緒に住むってだけですが・・・・)

理解した上でどうぞ。









































きみはペット 1









「社長、お電話です。」

「わかった、繋いでくれる?」

「畏まりました。」



三村信史、21歳。

高校卒業と同時にソフト関係のベンチャー企業を立ち上げた。

ネット業界にも参入し、株式市場で上場入りも果たした。


だが、それは表の顔。

裏では反政府運動を展開する天才ハッカーである。



「じゃ、今日はこれくらいで。お疲れ様、また明日も頑張っていきましょー。」



オフィスでの仕事を終え、帰路に着く。

そこに何が待っているかも知らないで。



















「・・・・・・・人?」



外は雨が降っていた。

そして、家の前にずぶ濡れの少年が1人。



「どうかしたの、キミ?」



少年に触れると、冷たいのに熱かった。

どうやら雨に打たれて熱が出たらしい。



「お・・・ねが・・助け・・て・・・・」

「え、ちょっ・・・・」



少年は倒れてしまったので、とりあえず家に入れることにした。

こんなシーンをご近所に見られると、いろいろと困る。



「解熱剤あったかな・・・・」



とりあえず体を拭き、濡れた服を着替えさせた。

そして暖かいベッドに寝かせた。

解熱剤ではないが、家にあった風邪薬を飲ませてやると随分と呼吸が楽そうだった。


一段落つき、改めて少年を見る。

色素の薄い猫っ毛に、整った顔立ち。

体つきは随分と華奢だ。

中学生か高校生くらいだろうか。

助けを求めるくらいだから、よっぽどの事情があるのだろう。



「さてと・・・・仕事でもするか。」



経費節約のため、最小限の人数で経営しているため社長とは言え結構な仕事があるのだ。













「んっ・・・・・ここは・・?」

「気が付いたか?ここは俺の家。家の前で倒れてたキミを助けたんだ。」

「ありがとうございます。」



少年は状況を理解したらしく、深々と礼をした。



「ところでキミ、名前は?俺は三村信史。」

「・・・七原秋也。」

「秋也、体の調子はどう?まだ、だるいか?」

「いえ、ありがとうございました。」

「そうか。でも、まぁ、暫くはそこで休んでなさい。ココア飲めるか?」

「はい、大好きです。」















「秋也、何歳?学校は?」

「15だけど、学校は行ってません。」

「俺も中学校行ってないんだよな。大検受けて、大学には行ったけど。」

「あの・・・何も聞かないんですか?」

「いいよ。言いたくなったら言ってくれれば。」

「・・・・ありがとうございます。三村さん、女性にもてるでしょ?」

「まーね。俺って顔もいいから?」



遊び相手に困ったことはなかった。

何もしなくても向こうから声をかけられた。

俺も、来るもの拒まず、去るもの追わずだった。



「いいなぁ、三村さんと付き合えるの。優しそうだもん。」

「そう?俺と付き合う?」

「いいですよ。」



予想外の答えに、びっくりした。

秋也なら大丈夫な気もするが。

15歳にしては体が華奢だし、容姿も整っていて中性的だ。

言われなければ女の子と見間違えてしまうそうだ。



「ねぇ、三村さん。ホントに俺でも嫌じゃないですか?」

「ん?秋也なら全然大丈夫なんだけど?」

「なら、助けてくれたお礼、受け取ってくれます?」

「お礼?」

「三村さんは座っててくれればいいですから。ダメですか?」



あんな目で頼まれて、断れる男がいるだろうか?

ただの美少年のはずなのに、その笑みはまるで高級娼婦のようだ。



「失礼します。」

「え・・・ちょっ・・、秋也!!?」



突然ファスナーに手を掛け、前がくつろげられる。

頭がついていかない。



「嫌ですか?・・・やっぱり、気持ち悪いですよね。」

「いや、びっくりしただけだから。続けてくれる?」



萎えた自身にそっと手を添え、ゆるゆると扱かれる。



「っふ・・・ン、ぅ・・・・」



徐々に熱を持ち、硬くなる自身が温かな口腔に包まれる。

その舌技は、今まで付き合ったどの女よりも上手かった。



「気持ちいいですか?」

「・・・ああ。」



眼前で跪き、自身に奉仕し、潤んだ目に見上げられる。

それだけで、視覚的に、これ以上ないほどに扇情的だ。

舌と指で、高められていく。

もう、限界だった。



「秋也・・・もういいから。」

「出してください。飲めますから。」



先端を強く吸い上げられ、精を放つ。

咽喉を鳴らして白濁を飲む少年に、ひどく魅了された。

ごくん、という音に、徐々に理性を取り戻す。



「ごめんな。苦かったろ?」

「いえ・・・美味しいですよ?ご馳走様でした。」

「今日はもう寝よっか?客間とかないから、俺と一緒の部屋だけど・・・」

「・・・続き、しないんですか?」

「とりあえずは、な。」